インタビューにてお話しした私の想いをご紹介 坂本美由紀 ピラティス プラティクショナー/インストラクター 趣味はSUP、ジグソーパズル、貝拾い。藤井フミヤファン歴40年。 指導を始めて17年以上、スポーツクラブ、カルチャー、専門スタジオなどで 様々な経験を積んできた坂本美由紀がピラティスへの想いを語ります。 ピラティスをやりはじめたきっかけはなんでしょうか 子供の頃から運動が好きで、ずっと続けてきました。 20代は、バブル終了後の、良き時代を会社員として過ごして、ほぼ毎日スポーツクラブに通い、エアロビクスやスイミングをしていました。 30代になった時に、三十路記念でホノルルマラソンを経験し、その後、ピラティスと出会い習いはじめました。 その後、ピラティスにはまっていくんですね ピラティスを初めたばかりの頃は、体が硬かったので、エクササイズをするのに苦戦していました。 思うように出来なかったのですが、それでも、都内や横浜のピラティススタジオに通い、多くの先生に出会いました。 先生方の魅力やピラティス自体の面白さにすっかりはまりました。 「なんで身体が変わるのか?」と中身を知りたいと思うようになった頃から、インストラクターが学ぶピラティス養成コースに入って、ピラティスを勉強するようになりました。 その頃から、土日に友達や会社の同僚を集めて、ピラティスイベントを開催していました。終わったらみんなで楽しいご飯もセットでした。 いまでも、この活動は続いています。 「ミユピラ☆」と名付けています。 ピラティスをお仕事としてやっていこうと思ったきっかけは? 会社員として勤めていたので、ピラティスのインストラクターを仕事とするつもりはありませんでした。 ただただ、ピラティスが面白く、勉強をすることが面白く、先生たちのレッスンを受けるのが楽しくて、ピラティスを続けていました。 そして2011年の震災を経験し、自分の人生をどうするかを見つめ直すことになりました。 一人一人と向き合いながら、人々の心や身体のために、落ち着いたり、こばわった身体が楽になり、このメソッドが人生に必要なことであり、仕事として一生のこととしたい。と決断し、インストラクターに転身すると決意。 こうして、一念発起し、ピラティスの道を歩むようになりました。 会社を辞めたあと、どのようにインストラクターになったんですか? 切り替えできないままインストラクターとして活動をするよりも 一度、自分のことを見直し、整理・リセットをしようと思い、1ヶ月ほどオーストラリア・パースに行きました。 パースでは、シェアハウスに住み、生活、アロマの勉強、海外でのピラティススタジオ通いを楽しみました。 当初は、アロマとピラティスをやっていこうと思い、自然療法の長けているオーストラリアで本場のアロマを習いたいと思ったからです。 アロマを習った結果、アロマの世界もかなり奥深いことを知り、二つの勉強を進めて行くのは難しいと思い、ピラティスに専念をすることにしました。 オーストラリア生活では、限られた時間の中「今と向き合い、今を楽しむ」ことの大切さを学びました。 また、英語がうまく話せなくても、多くの友人や現地で知り合った人々に助けられ、言葉だけでない交流を経験し人生の道しるべを学びました。 帰国後、某大学、某スポーツクラブ、東京、鎌倉にあるスタジオでレッスンを担当させていただくことになりました。 逗子にスタジオを構えることを決めたのは? 養成コースを担当するようになり、場所をレンタルしてコースを開催していました。 また、道具やレッスン環境への思いも強くなり、自分が選んだものを揃えてスタジオを作りたいなという気持ちが強くなっていきました。 好きな街であった逗子でスタジオとして借りることができる場所があるのかを不動産屋さんに訪ねに行きました。 まだ借りるつもりで探してはいなかったのですが、1軒目で今の場所を紹介され、大変気に入りました。 ただ簡単に決断できたわけではなく、決めるまで何度もこの物件を見に来ました。 迷いに迷った私は、お向かいにある「Cocotte(ココット)」さんの、この家が見える席に座らせていただき、思いふけっていました。 ただどうしても、決断できなかったので、思わずお店の方に話しかけてしまいました。 「ここを借りてピラティススタジオをやりたいと思うのですが、どうでしょう」と話かけたところ、初対面だったにもかかわらず、 「ここは一本入ったところで静かだし、あなたなら大丈夫よ」と言ってくださり、大変勇気づけられました。 その後、どうしても決断できなかった私は、もうなるようになれ!と思い、縁がなかったら物件契約の審査に通らないと思ったのです。 通ったらやろうと思いました。 無事、審査に通り現在に至ります。 先生のレッスンではプライベートレッスンが人気ですが、レッスンに対してのお考えをお聞かせください 一人一人、身体が違うし、バックグラウンド・生活環境も違います。 このエクササイズをやれば、身体がよくなるということではありません。 本人の身体の中で何が起きているのか、そして、その組織に影響を与えることができるのか、ということに着目した場合、お互いに情報交換をしながら、チームになりながら、一緒に取り組んで行く必要があると考えています。 より良いチームはより良い結果を出すことができます。 そうした身体についての知識などは勉強はどのようにしているのですか? 今までも勉強はしてきたのですが、縁がつながり広く深いことを学べるチャンスが絶え間なくやってきます。 世界で活躍している先生や医学博士などからも学ぶご縁があり、ピラティスだけではなく、より専門的な身体の分野の勉強にチャレンジをしています。 「プラティクショナー」はあまり聞き慣れませんがどういう意味でしょうか 直訳すると、専門家、実践者という意味なんです。 これまでは指導者としてやってきたんですけど、自分が実践者であり専門家なんだなという立ち位置にいけたらなと思ってます。 普段の生活についても聞かせていただきたいです レッスンの後には、逗子海岸や森戸神社、葉山公園が好きでよく行って気分転換もしています。 逗子の美味しいお店で食事をするのも楽しみの一つです。 レッスンで着ているお洋服は「ルルレモン」でよく購入してます。 湘南テラスモールにあったのですが、今はなくなりとても残念です。 基本的には規則正しい生活を送っていますが、お酒を飲みますし食事制限とかは特にしていません。 勉強することに今は夢中になってしまってるんですが、暇になったときは、iPadでパズルや塗り絵をやったりもしています。 最後にレッスンを受けにきてくださる方へメッセージをお願いします コロナ禍の中で、営業自粛を経験し、改めて『安心・安全・信頼』の大切さを感じています。 来て下さる皆さんに『安心・安全・信頼』して頂けるよう 今一度気を引き締め、真剣に取り組んでいきます。 ピラティスだけではない身体についての深い勉強が進んで行く中で、より身体の中で何が起きているかということに着目し、知識と経験をフル活用して、結果が出るように一緒に取り組んで行きたいと考えています。